ボーダーコリーという犬に日本で出会い、家に迎え、一緒に暮らし始めました。
最初は彼らと「何をするか」に頭を悩ませ、それなりに楽しい時間を過ごし、彼らの高い能力に感心もしました。
しかし、だんだんと、それだけではないような、何か物足りないような気持ちになってきました。
”A WAY OF LIFE”という一冊の著名な本があります。
内容はシープドッグのトレーニングやハンドリングなどについてですが、タイトルは”ある生き方”です。
農場の羊飼いにとって、シープドッグは単なる犬ではなく、ひとつの生活様式なんでしょうか。
犬である彼らと仕事を共有し、生活を共有し、そして人生を共有する。 そんな感覚に少しでも触れてみたくて、FBCCを立ち上げました。 単に犬のトレーニングや人間の勉強だけでなく、それらを含めて、彼らとの過ごし方を考えていく場を作りたかったからです。
たくさんの生き物を身近に感じながら生きていく・・・。 少しずつですが、そんな暮らしを実現していきたいと思うのです。
FBCCのキャッチフレーズは Pause and Think (PAT)。
「止まって、考えて」です。メインラインボーダーコリーセンターのバーバラが考えてくれました。
自分以外の生き物、それが犬や家畜であろうと、植物であろうと、また、同じ人間であろうとも、まったく同じ考えや性格を持っているわけではないのだから、ちょっとすれ違ったかな?何かうまく行ってないな、ということに気づくことのできる細やかさと、いつでも立ち止まって相手のことを考える余裕を持ちたいものです。
なんとなく立ち止まることが許されないようなご時世だから、あえて、人にも犬にも”Quality time”の大切さを実感できる場所でありたいと思っています。
−シープドッグを理解するためのお手伝いをします−
家畜を追うことにも、理屈があります。この犬たちのどんな性質が仕事に役立つのか、なぜ容姿が統一されないのか、こんなに厳しい仕事をするのに穏やかな家庭犬でいられるのは・・・・・いろいろな疑問なども、犬と一緒に牧場に立てば、少しずつ納得できると思います。
最近はシープドッグ養成の講習会があちこちで開かれているようですので、技術的なことはそういった所にお任せして、FBCCではシープドッグ体験を通じて、犬とのコミュニケーション、彼らの本能とは?、犬が考えていること・・・などを一緒に考えていきたいと思います。犬たちとの会話が成り立つ瞬間の心地よさ、犬たちの言い分、群の仲間、そんなことを意識できる時間を提供したいと思っています。
ボーダーコリーを飼っている方はもちろんのこと、他の犬種を飼っている方、犬を飼っていない方でも、気軽に遊びに来てください。シープドッグってどんな犬か知りたい、犬との付き合い方を違った角度で考えたい、犬たちのコミュニケーション方法を知りたい・・・などの答えがきっとご自分で見つけられるはずです。
これからボーダーコリーセンターとして少しずつ機能を備えていきたいと思っておりますが、ご意見ご要望などをぜひお寄せください。皆さんの意見をできる限り取り込んで、羊のいない国のシープドッグたちが健やかに暮らせるような情報を発信していきたいと思っています。
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